はじめに:2025年に向けた決意と今年の軌跡
2024年も終わりを迎えようとしています。今年は例年以上に忙しい一年となりました。共著書『経営改善の突破口-KPI 経営とKPI 監査ノウハウ実例集』の執筆をはじめ、多くの挑戦を経験しました。その一方で、時間に追われる日々の中で自分自身の心身の限界にも気づかされる年でした。
私にとって今年は、単なる仕事の繁忙期を超えた「自己革新」の年でもありました。本ブログでは、2024年に始めた4つの新しい挑戦を中心に、一年を振り返ります。
共著書執筆:プレッシャーと達成感の交錯
まず、今年の最大の挑戦であった共著書執筆についてです。嶋田利広先生らとともに進めてきたこのプロジェクトは、KPI監査のノウハウや実例を具体的にまとめた内容となっています。締切日である12月25日にようやく原稿を提出しましたが、これまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
11月に入ると、時間と気持ちに余裕がなくなり、イライラすることが増えました。「自分の意思で選んだことなのに」と自己嫌悪に陥ることもありましたが、その都度、「自分を救えない者が人を救うことはできない」という座右の銘を思い出し、自分自身を鼓舞しました。
12月はじめにまずインサイトを抽出してアジェンダをまとめ、これに肉付けする格好で執筆を進めていきました。パーツごとにあらかじめ書き溜めたものがあったので、途中で筆が止まる、ということはありませんでした。繁忙期ということもあって、土日もないような日々を過ごしていましたが、12月半ばについにインフルエンザでダウンしてしまいました。身体の「休め」というサインだったのかもしれません。寝込んだ後は、身体のハリや凝りを感じにくくなった気がします。
執筆作業を通じて得た手ごたえは確かです。年明けには修正依頼が来る予定ですが、さらに良いものに仕上げるため、めげずに頑張る所存です。
倫理法人会への入会:自己成長の場を求めて
今年2月、私は倫理法人会に入会しました。入会の動機は、ボルテージの高い人たちの中で自分を磨きたいという思いでした。「経営者の自己革新」を掲げるこの団体は、私にとって自らの価値観を深め、経営者としての軸を明確にする絶好の場となりました。
10月30日には、大分市倫理法人会のモーニングセミナーで『NLPで読み解く倫理の教え』という講話を行う機会をいただきました。しかし、仕事や執筆に追われて10月以降は出席回数が減ってしまい、次幹というお役目を十分に果たせなかったことは、心残りでもあります。
パーソナルトレーニング:体と心を鍛える挑戦
減量目的で始めたパーソナルトレーニングでは、疲れにくくなって、着実に体力がついている実感があります。しかし、体重減少に本腰を入れたのは8月のことでした。まるで別人のようにスリムに変身した知人T氏の姿に触発され、翌日から本気で取り組み始めたのです。その結果、86キロだった体重が79キロまで減少し、パンパンだったズボンもぶかぶかになりました。
今では、昼食をバナナ一本で済ませる習慣が身についていますが、夕食の量をコントロールすることは残された課題です。これからも健康的な体づくりを続けていきたいと思います。
10年日記:日々を記録する新たな習慣
3月から始めた10年日記は、小さな気づきや満足を記録に残すことを目的としています。同じページに過去の同じ日付の出来事を振り返られる構成が魅力であり、10年間の記録が自分史となる重厚な日記帳に心惹かれました。
12月に入ってから忙しさのあまり記録が滞っていますが、年内には追いつきたいと思います。日々の出来事を書き留めることで、時間の経過とともに自己成長を実感する楽しさを、これからも続けていきます。
締めくくりに:来年への抱負
2024年を振り返ると、多くの挑戦とともに学びがありました。他流試合を通じて自分の力不足を痛感し、努力の方向性を見直す機会にも恵まれました。この一年で得た経験と蓄積をバネに、2025年は「自分らしさの発揮」をテーマに取り組みを進めていきます。
「自分を救えない者が人を救うことはできない」。この信念のもと、来年もコンサルティングや執筆活動を通じて、多くの人に貢献していきたいと思います。皆様も、どうぞ良いお年をお迎えください。