事業承継とは、ご存じのとおり会社の経営を後継者に引き継ぐことを指します。引き継ぐものは、大きく分けて、「経営権」と「オーナーシップ(株式)」。
「経営権」を引き継ぐとは、たんに「次の社長の座に据える」ということのみならず、会社と従業員の未来を託すことであり、借入金を返済する責任を負わせることでもあります。
多くの中小企業にとって、オーナー社長は「エースで四番、監督兼任」の立場であるはず。その任にたえられる後継者や、それを支える次世代のナンバーツー、ナンバースリーの人材を計画的に育てていくことも、重要な経営課題です。また、後継者が掌握できるような社内体制(組織・ルール)を前もって整えていくことも円滑な承継のポイントです。
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